自宅にピアノがある方にとって、近所迷惑にならずに夜間でも思いっきりピアノが弾ける環境は、夢のような話ですよね。実際に気がかりなのは、果たして本当に音漏れがしないのかという点ではありませんか?そこでおすすめなのが、ピアノがある部屋に適した防音ドアの設置です。
そこで本記事では、ピアノがある部屋に防音ドアを設置するメリットや、おすすめの防音ドアの性能や商品についてまとめました。電子ピアノやグランドピアノを置いている部屋に防音ドアを設置しようか検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
ピアノを奏でる際のよくある悩み
自宅でピアノを弾く方の大きな悩みは、音漏れで近所の方に迷惑をかけていないかが気になり、心置きなくピアノを弾くことができない、ということです。また、演奏中に車の音や他の部屋のテレビの音など雑音が聞こえてしまうと、集中力が切れてしまうこともあるでしょう。これらの悩みを解決するためには防音設備を整える必要がありますが、その第一歩として、防音ドアの設置がおすすめです。
ピアノ演奏で防音ドアを設置するメリット
ピアノを演奏する部屋に防音ドアを設置するメリットは、次の3つです。
- 音漏れを気にせずに演奏できる
- 他の部屋の音が遮断される
- クリアな音響で弾くことができる
防音ドアには、音を外に漏らさないのはもちろん、外の音を遮断する効果もあります。また、ピアノを演奏する部屋に吸音性能がある防音ドアを設置すると、音がクリアになることもメリットの一つです。
その他ピアノを演奏する際の防音対策についてはこちらの記事でも解説していますので、ぜひご覧ください。
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ピアノ演奏におすすめの防音ドア性能
防音ドアの性能にはいくつかのレベルがあるため、ピアノを演奏する部屋に設置する場合は、ピアノの音量を確実に遮断する遮音性能をもった防音ドアを選ぶ必要があります。
遮音性能とはT値やDr値といった指標のことです。Dr値は壁・建具の遮音性能、T値はドアやサッシの遮音性能を表し、数値が大きくなるにつれて遮音性能は高くなります。
グランドピアノを演奏する部屋におすすめの防音ドアの性能は、T値はT-3以上、Dr値はDr-45の等級です。電子ピアノにイヤホンを付けて演奏したり、小さな音で演奏したりする分には、もっと低い遮音性能のドアでも問題はありません。
ピアノ演奏におすすめの幸昭の防音ドア
弊社では、遮音性能をDr値で表した「Guardian」と、T値で表した「Guardian2」という二種類の防音ドアを展開しています。どちらのシリーズの防音ドアも、サイズをカスタマイズすることができるので、設置後にスタジオの寸法に合わなかった、と後悔する心配もありません。
Guardian
「防音ドア Guardian」は、Dr-35・40・45と3つの遮音性能から目的に合ったレベルの商品を選べますが、ピアノがある部屋におすすめなのはDr-45の防音ドアです。ドラムやギターなど低音が出る楽器や音量が大きい楽器を演奏する場合は、防音ドアを二重にしたりもっと高性能のものを選ぶ必要があります。
しかし、ピアノは比較的高音を奏でる楽器なので、Dr-45等級のドア1枚でも問題ないでしょう。Guardianシリーズは、ローラー締まりハンドルでがっちり密閉・遮音されるため、時間を気にせずに思い切りピアノを弾きたい方にはこちらをおすすめします。
Guardian2
「防音ドア Guardian2」は、遮音等級がT-3の防音ドアです。上記のGuardianと比べると、遮音性能は若干劣りますが、押し引きするだけで片手で簡単に開け閉めすることができます。また、オプションで窓や戸当たり(ドアを開けたときにドアと壁がぶつからないようガードする金具)を付けられるなど、自分好みにカスタマイズができるのも魅力です。
部屋別の防音ドア設置ポイント
ピアノ以外の場所でも防音ドアは有効です。
例えば、スタジオやカラオケなどが挙げられます。
こういった場所に設置をするときのポイントに関して、以下の記事で紹介しております。
是非ご参照ください。
防音ドアを設置しよう!【スタジオ編】遮音性能の選択が重要
防音ドアを設置しよう!【カラオケ編】おすすめの遮音性能とは
ピアノを演奏する部屋には防音ドアの設置がおすすめ
いかがでしたでしょうか?この記事を読んでいただくとことで、ピアノを演奏する部屋には防音ドアの設置がおすすめということがご理解いただけたかと思います。音漏れに関する心配事を抱えずに、心ゆくまでピアノ演奏を楽しんでくださいね。
部屋を防音にしたいという方は、防音ドア販売の有限会社幸昭にぜひお気軽にご相談ください!
オーダーメイドの防音ドア作成や、防音室の設計を一から承ります。