Vol.1【防音】はどうしたら良い?遮音?吸音?それとも…

遮音シートを使えば【防音】できるでしょ?ウレタンを壁に貼れば吸音して【防音】になるでしょ?
こんなご質問が非常に多いです。
3年前よりYouTubeチャンネル【防音予備校】を立ち上げ、防音に関するプロの技術をイチから分かりやすく解説しています。防音について詳しく知りたい方は是非ともご覧ください!
その防音予備校によせられるコメントで多いのが、「遮音シート」「ウレタン吸音材」だけで防音したいというコメントです。
結論からいうと、求める防音のレベルの程度で防音できるかどうかが変わります!

防音の公式(遮音+吸音+防振+制振+距離=防音)

先ず知ってもらいたいのが、【防音】をする為には大きく分けて5つの方法があるという事です。」

 1.遮音:音を跳ね返すことによって、音が壁や窓を透過して反対側へ抜けるのを防ぐこと
 2.吸音:音のエネルギーを吸収し、その反響や反射を小さくすること
 3.防振:振動源から発生する振動が、周囲や床・壁に伝わらないように抑えること
 4.制振:振動や共振による「ビビリ音」や「騒音」を低減させること
 5.距離:発生音源から離れるにつれて広がり、徐々に弱まること(距離減衰)

では1つずつ順番に確認しましょう。

1:遮音

遮音については一番想像しやすい防音の方法かと思います。簡単に言えば、重たく硬いもので音源を遮ると静かになります。
具体的な遮音に使えるものは「遮音シート」「石膏ボード」「鉄板」「コンクリート」などです。
とにかく重たくて硬いものであれば音を跳ね返すことができます。

2:吸音

吸音については勘違いされている方が多いです。簡単に言えば、綿やスポンジ状のもので音のエネルギーを吸収することで響きをお抑え静かにします。
具体的な吸音に使えるものは「グラスウール」「ロックウール」「セルロースファイバー」「ウレタンスポンジ」などです。
柔らかくて連続して隙間が続いているもので音のエネルギーを吸収することがでします。
発砲スチロールやスタイロフォームも吸音すると思っている方が非常に多いですが、完全に間違いです!
発泡スチロールやスタイロフォームは独立気泡と呼ばれる構造で、音を吸収する隙間が存在しません。したがいまして、いくら発砲スチロールで囲っても音を吸収することはほとんどなく、防音工事で使用しても意味がありません。
他方、ウレタンスポンジのように連続気泡と呼ばれる構造では音を吸収する隙がしっかりと存在し、ちゃんと音を吸収してくれます。
ポイントは柔らかいものです!

続きは次回のVol.2で☞

 

防音ドアの遮音性能について

どんなに壁や床に防音対策をしても、ドアから音が漏れていると意味がありません。一言に防音ドアといっても、製品によって性能に差があります。用途や必要な遮音性を考えたうえで取り入れなければなりません。

音の大きさの目安として、70dB以上になるとうるさいと感じる人が多くなります。70dBとは掃除機をかける音や人の多い街頭など、会話するにも声を張り上げないと聞こえないレベルです。

ドラムの音は120dBほどで、かなり大きな音だといえます。よって、高い遮音性のある防音ドアが必要です。

幸昭で取り扱っている防音ドアは、グレードに合わせて防音効果が異なります。だいたい35dB〜45dBほどの減音が可能です。ドラムの音が気にならない程度にまで下げるには、2重扉なども検討する必要があります。実際に設置する場所のドア前から聞こえてくる音をどれくらい遮音したいかで選ぶドアも変わります。

【関連記事】防音・遮音等級を示す指標(Dr値、T値、L値)を詳しく知ろう

幸昭の防音ドア紹介

幸昭では防音ドア「ガーディアンシリーズ」を取り扱っています。ガーディアンシリーズはオーダーメイドで注文でき、寸法が合わずに自宅に取り付けられない、という心配がありません。
また、木造住宅にも対応しています。

ガーディアンシリーズは遮音性能やドアの形状によって以下の3種類からお選びいただけます。

  1. Guardian
  2. Guardian2
  3. GuardianW

それぞれ詳しく紹介します。

Guardian

密閉性がとても高く、ドラム用の防音室にもっともおすすめなのがGuardianです。

特徴として、ダブルパッキン構造でドアの隙間を限りなく塞げる点があげられます(Dr-35はシングルパッキンとなります)。また、ハンドルはローラー締りハンドルで、より密閉性を高めています。

遮音性能は用途に合わせて3グレードから選択でき、さらに2枚を組み合わせて2重扉の施工も可能です。

Guardian2

ドアを押し引きすれば開閉できるGuardian2は、カラオケ店舗や会議室などにおすすめです。

入退室のたびにハンドルを回す手間がなく、楽に開閉できるのが特徴です。そのため不特定多数の人が頻繁に出入りするような場所に適しています。マグネットパッキンを採用することで、開閉の快適さと密閉性の両立を叶えました。Guardianに比べると遮音性は少し落ちますが、日常的な生活音には十分な性能です。

GuardianW

音楽室やホールなどにおすすめなのが、GuardianWです。

両開きで広く開閉できるため、大型の機材も搬入できます。ダブルパッキンとローラー締りハンドルで高い密閉性を実現しました(T-3はシングルパッキンとなります)。また、扉同士が接する部分にもダブルパッキンが施してあり、しっかりと隙間を埋めることで防音効果を高めています。扉の寸法は自由にカスタマイズでき、親子扉への変更も可能です。

幸昭の防音ドアの製品情報はこちら

監修:有限会社幸昭 代表取締役社長 宮川直輝
年間500件以上の防音室を設計監修
22年以上の防音室工事の実績に基づく防音技術をYouTube「防音予備校」で無料配信中
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